Myお気に入りブログ


遠出先での鉄道写真は風土(フード)記
鉄道画像掲示板(別サイト)

私のカメラ遍歴その2

「その1」に書いた通り私はカメラに詳しい人間ではなかった。
しかし高校時代になって友人がカメラに凝るようになり、
ゆうきまさみ氏のマンガ「究極超人あ〜る」などの影響もあって、
少し興味を持つようになった。

大学に入ってアルバイトをした。
VEと呼ばれる仕事だったようだが、
要はTV局のカメラマンに付いて歩く雑用係だ。
アルバイトの連中はバイト代で何十万円もするED-CAM
(VHSに対してS-VHSというのがあるようにベータにも
EDベータというのがあった)を買ったりする人もいて、
けっこう興味を持つようになっていた。

しかし、まだその頃もAF(オートフォーカス)カメラというのは珍しかった。
今は家庭用ビデオもスチルカメラも当然AFだが、
当時はAFカメラは出たての頃でピントが合う時間が速いだの遅いだの、
動体予測するだの、そんなものは子ども騙しだから
カメラを趣味にする人が使うべきでないだの色んなことを言ってる奴がいた。

そんな中で買ったのがCanon EOS620だった。
Canonが出した初のAFカメラだったと記憶している。
フラッシュが内蔵されていない点を除けばその後に出た他のEOSよりも私は気に入っている。

友達とD51を撮りに行ったりもした。
友達はNikonのカメラだったが羨ましい点が1つあった。
友人のカメラは電池が単3電池なのである。
私のEOS620は当時2000円弱したリチウム電池だった。
しかもスタンバイ状態にしてるだけで電池をかなり食う(AFでレンズが動いてるから?)。
フィルムカメラはデジカメと違いフィルム代も
現像代もかかるので、電池代の違いは大きい。
それに電池切れになってもコンビニ等で簡単に入手できるのだ。

それ以来、私が選ぶデジカメは全て単3電池駆動式だったりする。  


Posted by sak 改め Saxan. at 2005年03月25日22:58