シュレーディンガーの猫
量子力学は難解とされる学問の1つですが
そのエピソードの1つとして
「シュレーディンガーの猫」というものがあります。
詳しい説明は「コペンハーゲン解釈」関連の
色々なサイトで書かれていますから省略しますが
要するに、観測者の行動が結果に影響する、ということです。
今あなたが見ているこの画面は
あなたが見ていない時とは
違っているかもしれない。
写真を撮るか撮らなかったかで
いや、ファインダーを覗いたか覗かなかったかで
それ以前に、その被写体を撮ろうと決めた時点で
被写体に変化を与えてしまったかもしれない。
蛙を撮るときに接着剤で貼り付けるとか
そういうレベルの低い話じゃないですよ。
被写体は月でも、もっと遠い天体でも良いのです。
宗教だか哲学だかの命題で
「世界中の誰もが月(moon)を見ていない瞬間があったとして
その瞬間に月はあると言えるのか?」というのがあるそうですが
量子力学を論ずる人たちも同様の議論をしているのは面白いです。
こういう考えを聞いてしまうと
迷うことが怖くなります。
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